換気と湿気とり

リフォームで重要なのが、換気と湿気対策だ。

 

しっかり換気をしないと湿気が溜まり、腐朽やカビの原因になってしまう。

 

湿気が特に溜まりやすいのは床下と天井裏で、台所や風呂場、トイレと言った水回りは、特に重要だ。

 

住宅を長持ちさせるための湿気対策としては、床下換気と、天井裏換気などがある。

 

木造建築の場合、一階の畳やフローリングの下には空間があって、すぐ下にむき出しの地面がある。

 

そのため、雨が降ったりすると水分が床下に流れ込み、そのままにしておくと、床下からジワジワと湿気が上がってくる。

 

そうすると床材が歪んだり、カビたり、腐ったりして腐朽して傷んでしまう。

 

木材が腐るとシロアリも入ってくるので、さらに家がボロボロになる。

 

なので築数十年の木造建築のリフォームの場合、大抵、床板をはがして、床から作り直したりする。

 

場合によっては、基礎のコンクリートも補強が必要になる場合もある。

 

また、健康面では「シックハウス症候群」の対策も必要だ。



 

ホルムアルデヒドの害を取り除く

シックハウス症候群とは、家屋に使われている木材や接着剤に使われているホルムアルデヒドなどの薬剤によって起こる問題だ。

 

木材や接着剤などに含まれている様々な成分が部屋の中に籠もると、様々な不快症状が起こり、くつろぐことが出来なくなってしまう。

 

そのため、21世紀に入ってすぐに、建築基準法で「24時間換気」が義務づけられた。

 

24時間換気とは、24時間ずっと外気を取り込み、空気が屋内を循環するように設計することだ。

 

要所に吸排気口を設けたり、換気ファンを回して空気を動かして、室内に空気が籠もらないように図る。

 

現在の日本の住宅は、エアコンなどの効率を高めるため、熱が逃げにくくなっている。

 

そのため、ホルムアルデヒドなどの薬剤が、どうしても室内に籠もってしまうのだ。

 

熱が逃げないように気密性を高めたのに、ホルムアルデヒドのせいで24時間換気しないといけなくなるなんて、なかなかの矛盾やね。

 

ただこういうわけだから、熱を逃がさずに空気だけ入れ換える「熱交換機つき換気システム」を使う場合もある。

 

24時間換気に関しては、次のような4つのタイプがある。

 

24時間換気の種類
自然排気 機械排気
自然給気 パッシブ換気。床下から給気して暖め、天井から排気する。 台所や風呂場やトイレの換気扇などで排気を行う。
機械給気 クリーンルーム用の換気など。給気口にフィルターを設置して外気を取り込む。 ロスナイ(第一種)。給排気ともに機械で行う。

 

 

 

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